まずはこの件を知らない方に。KENNY-Gというラッパー、今回のビーフについてのまとめ、そしてキーマンとなった阿修羅MICというラッパーについてこちらの記事をどうぞ。
2020年10月にシーンを賑わした舐達麻バダサイとケニーGのビーフ(というか結果はすれ違いからのいざこざ)だが、SNSで不満を連発するKENNY-Gに対し、沈黙を貫いた舐達麻バダサイとお互いのアクションは正反対だった。
その為ヘッズの間ではバダサイに対し「芋引いた」「本職にビビった」などネガティブな声が出始めていた。そんな中KENNY-Gに対し「俺と話をしよう」と持ちかけた阿修羅MIC。
結果的にはこれを機にビーフは終了へと向かった。
今回、舐達麻バダサイとKENNY-G(ケニーG)のビーフを仲裁したとされる阿修羅MICが東京の重鎮ラッパー、漢 a.k.a GAMIとの会話でビーフの発端やバダサイが沈黙を貫いた理由について触れていたのでまとめてみる。
HIPHOPを大切にするラッパーとして話がある
— 阿修羅MIC (@ashura_mic) October 18, 2020
HIP HOPとは
奪い合うものじゃなく作り出すものです。
HIP HOPは俺たちの縄張りです。
皆んなで守って成長していきましょう。 https://t.co/GjUTmvzuvQ— 阿修羅MIC (@ashura_mic) October 26, 2020
阿修羅MICが漢 a.k.a GAMIに語った内容まとめ
2020.10.27. 漢 a.k.a. GAMI × 阿修羅MIC / インスタライブ
まず冒頭、電波が悪いのか漢の音声が信じられないくらいブッチブチに途切れている。
概要
●舐達麻は決してビビって話をしなかったり無視をした訳ではない。
●もともと舐達麻たちはKENNY-Gがそういうモード(本職の立場からの言葉)で来た場合は相手にしないと決めて付き合っていた。
●今回KENNY-Gがそういうモードに入ってしまったのであえて話をしなかったが、事が大きくなりこのままだとシーンに一方通行に間違った認識が広まってしまうのはよくないと思った。
●そこで自分がAPHRODITE GANG(アフロディーテギャング)の一員として今回KENNY-G側と直接話をすることにした。
●ケニー君(KENNY-G)も自分から言い辛い事もあるからあえて話すが、俺たちは下げ合いたい訳ではなく、お互い立て合いたい関係でいたいと考えている。
●HIPHOPでここまでやって来て彼ら(バダサイ&KENNY-G)はリアルでしかない。
●ただ気持ちで付き合っている中の1-2割の部分ですれ違う所があり、それが勘違いから表に出て大きくなってしまった。
●すでにバダサイとケニーGは直接話をしてるし、この前三人(阿修羅とケニーとバダサイ)で食事に行って遊んだ。
●勘違いしないで欲しいのは「ビーフを仕掛けた」というのがそもそも間違っていて、自分たちはただリアルをエンターテインメントにとして表現している。
●これを作られたビーフと言っている奴はHIPHOPをわかっていない。
最近そういう奴が多い。
●自分は舐達麻もKENNY-Gも、もちろん漢君も含めてリアルでイケてると思っている。
●中途半端に悪ぶったismはいらない。
●これからも応援して欲しい。
なおも広がり続ける憶測と噂・・ついにKENNY-G同席のもと、阿修羅マイクがインスタライブで詳細を説明
概要
●今回の前に以前、バダサイがケニーGの先輩とクラブで揉めた際にケニーGがバダサイを一発殴ることで収めた事がある。
●それに関してバダサイは非を認めていてケニーGに感謝している。
●その際にバダサイはケニーGがラッパーとして成功したいと考えていることを知り、機会があれば曲をと話していた。
●沖縄でのバダサイとケニーGのPV撮影の際に、阿修羅も誘われて同行した。その時は普通に酒を飲んでいい付き合いをしていた。噂であったような(ヤクザだから)怖いよ、と言った修羅の発言が噂で流れているが真実ではない。
●今回の曲を出すにあたってケニーGサイドでクリアしなければならない問題があった、そのバダサイの言葉をメニーが一部勘違いしてしまい、最初から曲を出すつもりはなかったのかという考えになってしまった。
●それが問題の始まりとなり、ケニーGのインスタライブから広がってしまった。
●バダサイが最初から最後まで発言しなかったのは、音楽を本気でやっている中で身内の騒ぎを表でやるのは違うと感じたから。
●ただ間違った認識が広がるのはアフロディーテギャングとしても舐達麻としてもKENNY-GとしてもHIPHOPのシーン的にも良くないと感じ今回説明している。
●KENNY-Gも舐達麻も阿修羅マイクもしっかりお互い男の子の話をして納得している。引き続き応援して欲しい。
楽曲発売、待ってるぞ!
今回の舐達麻バダサイとKENNY-Gのビーフは勘違いやすれ違いなど小さな事が表に出てしまい、うわさや憶測に上塗りされ広がっていったと語る阿修羅MIC。
ただ動くと決めてからの行動の速さや、こじれた糸を解くようにビーフ(ここではあえてそう表現する)を解決へと導いた阿修羅MICはさすがだと思う。
いざこざが無くなった今、ヘッズたちが思うことはただ一つ
「音源発売してくれ」
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